しょうじょうばかま (猩々袴) 

学名  Heloniopsis orientalis (Helonias orientalis)
日本名  ショウジョウバカマ
科名(日本名)  シュロソウ科
  日本語別名  
漢名  
科名(漢名)  
  漢語別名  
英名  
2012/08/12 長野県 木曾駒ケ岳千畳敷カール (h. ca.2660m)

2009/04/20 仙台市東北大学植物園(青葉山) 

2018/05/16 長野県蓼科山 

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2007/04/29 神代植物公園 (栽培) 2007/06/02 同左

 ショウジョウバカマ属 Heloniopsis(胡麻花 húmáhuā 屬)には、日本・琉球・臺灣に4種がある。

   コショウジョウバカマ
(シマショウジョウバカマ) H. kawanoi(Helonias kawanoi)
   オオシロショウジョウバカマ H. leucantha(Helonias leucantha)
   ショウジョウバカマ H. orientalis(Helonias orientalis)
     シロバナショウジョウバカマ var. flavida
     ツクシショウジョウバカマ ssp. breviscapa(var.yakusimensis, H.breviscapa)
   ヒメショウジョウバカマ H. umbellata(H.arisanensis, Helonias umbellata;
         胡麻花)
 臺灣産 
    
 シュロソウ科 Melanthiaceae(藜蘆科) については、シュロソウ科を見よ。
 「しゃうじゃうばかま」の名は『大和本草』(1709)に見ゆという(『日本国語大辞典 第二版』)。
 「和名ハ猩々袴ナレドモ其意未詳、蓋シ其紅紫花穗ニ基キシモノ乎。」(『牧野日本植物図鑑』)
 「〔日本名〕猩々袴であるがその意味ははっきりしないが,紅紫色の花を猩々の赤い顔にたとえ,下に敷きつめた葉を,それの袴(はかま)に見立てたのかも知れない。」(『牧野新日本植物図鑑』)
 「和名は〈猩々袴〉の意で,花の色を猩々の赤い顔に,根出葉をその袴にたとえたものといわれるが,その由来ははっきりしない。」(『日本の野生植物』)

 「花を猩々に、下に広がる葉を袴に見立ててこの名があるという。」(『日本国語大辞典 第二版』)
 北海道・本州・四国・九州・朝鮮・樺太に分布。
 


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